救命病棟24時 第2シリーズ 第6話

救命病棟24時 第2シリーズ 第6話

その日、ICUのベッドにはそれぞれに事情を抱えた三人の患者が並んだ。10歳の永尾萌(井上結菜)は、重い喘息を抱えており学校にも満足に行くことができない。心配そうに付き添う両親は、娘のためビーズを飾りつけたベッドの傍らで、担当医の神林(小日向文世)に、来週からアメリカで行われる喘息治療のためのキャンプに萌を参加させるのだと話した。友達とも遊ぶこともできない少女のことを思い、神林は「先生のトコの子供もね、好きなんだよビーズ」と優しい嘘をついた。「今回倒れられたとなると、ご主人は肝臓の移植を受けることを考えられたほうがいいと思います」。昏睡している夫・桂川耕作(櫻庭博道)を見つめる耕作の妻・奈々子(小西美帆)は、たまき(松雪泰子)の説明に表情を強張らせた。三等親内には血液型合う親族がいない桂川には妻しかいない。しかし奈々子は「ドナーになるのは私だけなんですね

#邦画

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