ミステリー・セレクション・ヤメ判 新堂謙介 殺しの事件簿4ミステリー・セレクション・ヤメ判 新堂謙介 殺しの事件簿4
ミステリー・セレクション・ヤメ判 新堂謙介 殺しの事件簿4 伊豆にある水産会社の社長・篠田栄介(小川剛生)が殺された。犯人は従業員の梅崎龍一(金子裕)と杉村大輔(越村友一)で、金を盗もうとして事務所に忍び込んだが気付かれ、殺害に及んだのだった。二人はすぐに逮捕され、その後、別々に裁判にかけられそれぞれ刑に服した。それから15年。元判事の新堂謙介(橋爪功)は清掃員として伊豆の病院で働いている。趣味の釣りに気を取られ、仕事に身の入らない謙介に、先輩清掃員の牧野陽子(安藤玉恵)の小言が絶えない毎日だ。謙介を伊豆に送り込んだ清掃会社の常務・堀切努(石橋蓮司)は、元検事で謙介とは旧知の仲だが、陽子はそのことを知らない。ある日、謙介は病院の入り口で、刑を終えて出所した梅崎に声をかけられる。15年前の事件で梅崎を裁いた裁判長が謙介だったのだ。梅崎は判決で謙介に温かい言葉をかけられたことに感謝するとともに、篠田の遺族に謝るために伊豆に戻ったと謙介に語る。 #邦画