おかしな刑事 12

おかしな刑事 12

鴨志田新一(伊東四朗)は、警視庁東王子署の警部補。別れた妻との間にもうけた娘・岡崎真実(羽田美智子)は警察庁刑事局のエリート警視だが、鴨志田と真実が実の親子だということは、2人の職場の人間は誰も知らない…。 ある朝、ゴミ屋敷の住人・金子千里(姿晴香)が頭部を鈍器のようなもので殴られて死んでいるのが見つかった。民生委員の藤原弘子(鷲尾真知子)によると、千里は独居で、1年前からゴミが散乱していたという。また、息子らしき男が時折出入りしているのを近隣住民が目撃しており、弘子も千里から息子の写真を見せられたことがあると証言する。だが千里の息子は3年前、アメリカで事故死していた事実が判明。目撃された息子は一体誰なのか!? 鴨志田は捜査の糸口を求め、ゴミの中から必死に“ニセ息子”の写真を探す。 そんな中、鴨志田と真実の同居人、姉小路行人(石井正則)が所属する法律事務所の代表・武井昭一(正名僕蔵)が、署に現れた。武井は千里から遺言作成の依頼を受けていたと話し、被害者は死後、土地、家屋、現金500万円の全財産を寄付する意向だったと明かす。犯人はゴミ屋敷に隠されていた500万円を狙ったのだろうか…!?

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