眠れる森 第4話

眠れる森 第4話

実那子(中山美穂)の記憶が徐々に戻りつつある―――。記憶のフラッシュバック現象が実那子に起こったことに直季(木村拓哉)は危機感を覚える。記憶している過去は、本当に自分の過去なのか?実那子は、故郷だと思いこんでいた群馬の新聞を閲覧する。しかし、交通事故で次女を残し家族全員が死んだ事件など、どこにも見あたらない。次に出生地である福島の新聞を調べると・・・。そこには市会議員一家惨殺事件の記事があった。「貴美子さんと交際していた大学生・国府吉春容疑者は、警察に通報した第一発見者であったが、事件から3日後、殺人容疑で逮捕された。貴美子さんとの交際を父親の明仁さんに反対されたため、衝動的に家に押し入り、次女の実那子さん以外の3人を殺したと警察は見ている」という記事を見て愕然となる実那子。実那子は輝一郎に全てを告白する。「今と未来だけで人は生きていける。実那子の苦しみは半分、俺が引き受ける」と輝一郎は言い、実那子は胸を熱くする。帰り道、輝一郎は白いドレスをなびかせて走り去る女の姿を見る。「母さん・・・」惚けたように立ちつくす輝一郎。

#邦画

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