十津川警部シリーズ43 伊勢志摩殺人迷路~円空の謎
江戸時代に全国を行脚して数多くの仏像を彫った僧侶、円空が残したとされる幻の色彩画が殺人事件を招く。十津川警部が休暇で訪れた伊勢志摩で、男女が刺殺された。二人は東京からきたある夫婦を名乗っていたが実際の夫婦とは別人だった。しかし実際の夫婦も行方不明と判明し、十津川は殺人事件と行方不明事件の関わりを推理する。やがて二つの事件には、円空が描いたとされる幻の色彩画が関わっていることが分かる。その頃、美術界では円空の色彩画が発見されたとの噂が流れ、二人の大物美術商がその作品を手に入れるため、水面下で熾烈な争いを繰り広げていた。十津川は犯人を志摩スペイン村におびき出す。観光客が賑わう現場で十津川警部と亀井刑事たちが張り込む中、二人の大物美術商が現れる。その刹那起こる大爆発!十津川警部危機一髪!!ところで、円空は十二万体もの仏像とわずかな数の墨絵を残したが、実際には色彩画は発見されていないという。はたして幻の色彩画は存在するのか?史実とフィクションを巧みに織り込んだストーリーは謎が謎を呼ぶ。
#邦画
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