デート~恋とはどんなものかしら#10
東京大学大学院数理科学研究科で、数理モデルのマクロ経済への応用を研究した後、内閣府経済総合研究所に入所し、現在は横浜研究所に出向中。マクロ経済の動向予想のエキスパートである藪下依子(やぶした・よりこ)。杏演じる依子は、国家や社会に奉仕できる仕事に情熱を燃やす29歳。マイペースで融通が利かない超合理主義者、効率的で規則正しい生活を好み、乗る電車、座る席、歩く道、着るものと食べるメニューは曜日ごとに決めている。その独特の性格から、人と接するのが苦手で、周囲の人間とうまくいかない依子だが、彼女自身の人生は、学生の時に立てた人生設計通りに進んでいる。東大大学院を卒業し、国家公務員となり、着実に仕事をこなし、貯金も数千万を超えた。目標に向かって努力することが何よりも好きな依子の次の課題は、結婚と出産だが、まもなく予定のタイムリミットがくる。なぜなら、亡くなった母親も親戚も近所の人たちも、女性は30歳を境に皆、結婚しており、彼女自身も当然そうするべきだと思っているから・・・。結婚とは、理想の相手との契約に過ぎず、まずは相手を見つけて、その相手に自分のことを気に入ってもらえれば交渉は成立するはずと考える依子は、自身が理想とする結婚相手の条件24項目をクリアする相手を見つけ、相手にも自分のことを気に入ってもらえれば交渉は成立するはずだと思い至る…。
#邦画
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